動きの軸

「マンボ・イズ・マジック」のタンバリンのパターン
「マンボ・イズ・マジック」のタンバリンのパターン

 先月から引き続き、パーカッション勉強会では、菊池ひみこさんの「マンボ・イズ・マジック」に合わせて打楽器を練習中です。

 

 パターン〔7小節ぐらい繰り返される穏やかなフレーズ〕やフィルイン〔楽節の変わり目(だいたい8小節目)に入れる派手なフレーズ〕の種類が多いティンバレスやドラムスも難しいのですが、この曲の最難関は、なんとタンバリン!

 右手を「小さく前へ倣え」みたいなポーズにしてタンバリンをつかみ、手の甲を上にしたり下にしたりという動きを16分音符でしつつ、左手でアクセントを打ちにいくのですが、何しろ速いのです。

 K先生の「軸が大切。軸がぶれないように!」との言葉を胸に、腕の角度など試行錯誤し、何とかタンバリンをシャカシャカ振るところまではいったのですが、左手でアクセントを入れようとするとすぐに軸がふらふらになってしまいます。

 

 先日、別の勉強会でお会いしたF先生が「腱鞘炎バンド」なるものを腕にはめておりました。「これをはめて握ってみて!」とF先生。みんなでやってみてびっくりしたのですが、そのバンドをするだけで握力がアップするんです。

 

 そんなことを思い出して、タンバリンを振る軸がぶれないバンド、誰かつくってくれないかなあ、なんて思いつつ、ひたすらタンバリンを振り振り。

 未だにタンバリンは攻略できておりませんが、その日は帰宅したら、親指にマメができていて、我ながらよく頑張った日でした。

 

※ ご参考までに、打楽器に関するブログです。

  → 「カバサを大きく回してシャー」

  → 「アレグロに追い越されて」(ティンバレス)

  → 「クレシェンドやディミヌエンド」(シンバルのロール)


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