カバサを大きく回してシャー

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 カバサという楽器をご存知ですか?円柱の円の中心から取っ手が伸びている形状で、円柱の周りには金属の粒々つきの輪っかが何本もジャラジャラとはまっています。金属の粒々がこすり合されるように動かして音を出します。細かく動かしチチチチとか、大きく回してシャーとか鳴らします。

 

 パーカッション勉強会でも、しばしば使用するのですが、「大きく回してシャー」がなかなか難しいです。

 冷静沈着なK先生の分析によると、輪っかが向こうに回っている状態を保ちつつ、軸を手前に回すとできるそうなのですが、私がやると「シャオン」と短く鳴ったところで止まってしまいます。手先が器用なS井先生にコツを訊ねると「チャーハンをくるんってフライパンで返す感じ」とのご回答。残念ながら、私は「チャーハンのくるんっ」もできません。

 私が必死にカバサを振り回している間、打楽器のスペシャリストS間先生は、一人悠々とダイナックな「シャーーー」を披露しておりました。

 

 どの楽器でも言えることですが、ちょっとした角度とかタイミングとかの工夫で、できなかったことが急にできたりします。コツをつかむまでの試行錯誤も楽しいですが、やっぱり早く「大きく回してシャー」ができるようになりたいです。

 

 

※ ご参考までに、打楽器に関するブログです。

  → 「アレグロに追い越されて」(ティンバレス)

  → 「クレシェンドやディミヌエンド」(シンバルのロール)

  → 「動きの軸」(タンバリン)


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