指導法研究会では、アレンジ・ステージ(jetの指導者によるアレンジのコンクール)の作品「茶色のこびん~ロックアレンジ~」を研究会メンバーで協力して作りました。
昨年度の初めから、グレードは9~8級、『学園天国』のイメージで、ということでスタート。
― どうしたら生徒さんが喜ぶかな?
― グリッサンドを入れよう!
― キーボード・パーカッション(鍵盤に打楽器の音や効果音をセットする機能)も使おう!
― 転調したら盛り上がるよね!
などなど、紆余曲折の末、ようやく完成しました。
そして、本部審査会に提出する前に、誰かが「T先生のアドバイス・レッスン」を受け、「作品聴きあい会」で演奏を披露しなければならない、ということで、手を挙げさせていただきました。
T先生は、jetなんば支部の会長さん。いつもイベントの締めに講評してくださるのですが、腑に落ちる言葉で、指導者として、演奏者としての道筋を示してくださる先生です。
そのT先生のアドバイス・レッスンでは、
① 演奏の始まりは、聞いている人に、いつ始まったのかはっきりわかるようにする。
② 呼吸を大切にする。
③ メロディの一音一音に変化をつける。
④ 聞いている人に、その曲の楽しさ、美しさなどが伝わる演奏をする。
ということを教わりました。
①と②は見本も見せて下さったので、何とかクリアできているかな?
でも、③と④。難しいです。
頭ではわかっているのですが、行うは難し。
レッスンの最後に、「自分の演奏を録画してみて」と言われたので、まずは客観的に自分の演奏を見ることから始めようと思います。