7月の指導法研究会では、U先生から、ホールでの発表会が無事終わりました、と報告がありました。
今回の発表会は、毎回合同で発表会を開催しているN先生が録画発表会(※文末)に切り替えたため、U先生の教室単独の発表会だったそう。
ゴールデンウィーク前からの緊急事態宣言が、6月20日まで延長されたので、関係各所とやり取りの上、元々予定していた日から一週間、延期することに。
宣言がさらに延長したり、感染状況の悪化も考えられるので、無観客での開催や録画発表会の準備もし、観客を入れる場合は、事前に連絡先を聞いた招待客のみとする、など入念な下準備をしたそう。
毎回、フィナーレは全員で歌うそうですが、今回は、おのおの1.5メートルの距離を保った状態で並び、リコーダーと鍵盤ハーモニカ、エレクトーン、ピアノによるアンサンブルをしたそう。
その動画を見せてもらいました。
観客席から生徒さんがぞろぞろとステージへ。事前に配置の見取り図を渡してあり、ステージ上の立ち位置には名前のシールも貼ってあるので、みんなスムーズに並びます。
マスクを取って楽器を構えると、司会のアナウンスが入り、演奏スタート。
曲は「池の雨」。
ドレミファソ―ラファ、ミ、レ、ド。
ヤマハの生徒さんにはおなじみの、習いたての頃に歌った曲です。
レッスン中は、本番ぎりぎりまで音を出さずに練習し、当日のリハーサルもなし。ほぼぶっつけ本番だったそうですが、シンプルなメロディと衒いのないアレンジで、心が洗われるような演奏でした。
このような時期に、ホールで、お客さんの前で、教室の仲間と一緒に、発表できたこと。生徒さんたちにとって、素晴らしい経験になったことと思います。
企画立案し、感染リスクを減らす数々の手段を講じ、手抜かりなく実現させたU先生に拍手!
※ご参考までに、他の先生ですが、録画発表会の記事はこちら