今回のステージア研究会は、3月12日の「研究会発表」の予行演習第2弾。(第1弾はこちらの記事「Give me 免疫力」)
今回も、わたしは自宅からzoomで、他の先生方は千里中央センターの教室に集まっての研究会です。
zoomだとエレクトーンの音色がひどく悪いと思っていたのですが、今回は双方の端末を「オリジナルサウンド-ON」の設定にしたところ、音質が劇的に良くなりました。
「オリジナルサウンド-OFF」だと、例えば、シンバルの音がチッ、チッと芯の音しか聞こえなかったのが、シュアアン、シュアアンと余韻まで聞こえるようになりました。電気的なモシャモシャしていた正体不明な持続音も、ストリングスの音と判別できました。全体的にクリアな音色になった感じです。
ピアノとエレクトーンによるアンサンブル「Pretender」を、T先生も生徒さんとアンサンブルする予定ということで、最後に、F先生とU先生の演奏をT先生がスマホで撮影しました。
後で、LINEでその動画を視聴できるようにしてもらったので、再生してみてびっくり。
ギターのリフ〔執拗に繰り返される特徴的な旋律〕が聞こえます。リズムもいろんな楽器が鳴っています。ソプラノ・サックスもセカンド・エクスプレッション・ペダルを使ってポルタメント〔少し低い音から楽譜通りの音の高さまで滑らかに音高を変える奏法〕しているので、歌っている感じがよく出ています。
zoomの「オリジナルサウンド-ON」で、ずいぶん音質が良くなったと感じていたのに、こんなにたくさん聞こえていない音があったなんて、と思いました。
スマホで撮影した動画でこれだけ素敵な演奏なのだから、その場で聴いたら、どれほどかっこ良かったことでしょう。
早く、リアルな場での演奏を安心して聴ける日を迎えたいものだ、と毎度のことながら思いました。