10月9日、ついに、リアルで集まる研究会の実施となりました。2月以来なので、8カ月ぶりです。でも、わたしはZoomで参加したので、リアルとリモートの混合になりました。
活動内容は、まず、F先生が8月に行ったDVDコンサートのアンサンブル曲のバランスのチェック。
「アラジン・メドレー」や「ハナミズキ」などの曲が、生徒さんが弾いて楽しめるようにアレンジされていました。
リモートの画面越しだと、ピアノやタンバリンといった立ち上がりのくっきりした音はクリアに聞こえるのですが、全体的にボヤーッと歪んだ感じ。さらに、曲が盛り上がって、いろいろな音が鳴り始めると、ポコポコポコと雑音が入ってきて、ダイビングの中継みたいになってしまいました。
それから、U先生が、みのおキューズモールのハロウィン・コンサートで演奏予定の曲を披露してくれました。
朝ドラ『エール』の主題歌、髭男dismの曲、YOASOBIの「夜に駆ける」と、間違いなく観客が集まってくる選曲。ですが、こちらも、盛り上がってくると潜水してしまう感じ。※ 残念ながら、ハロウィン・コンサートは中止になりました。キューズモール側から、感染症対策上の課題があり、しばらくステージは使用できないと言われたそうです。
研究会の間、リアル参加の先生方には、奏者や楽譜が見えるようにスマホの位置を調整していただきました。
スマホという箱の中から、教室の風景を覗いている。
京極夏彦さんの『魍魎の匣』〔胸から上だけで生きている娘が箱の中に入ったまま持ち運ばれている怖いお話〕を思い出してしまいました。
研究会終了後に、Zoomでレッスンする際のオーディオの設定がある、と以前、耳にしていたことを思い出しました。
今回は、すっかり忘れていたので、次回は設定を変更してみます。
とは言え、インターネット回線の速度や混み具合の問題もあるので、音色について語り合えるほど音質が改善されるのは難しいかな、と予測しております。